個別指導塾のボッタクリ夏期講習!?

こんにちは!宮崎市の学習塾 個別指導アルクの塾長です。
今日は個別指導塾のボッタクリ夏期講習についておはなしを。

あの塾はボッタクリ!?

先日、とある中3の女の子から、

とある中3女子
「わたしの夏期講習ってどのくらいお金かかるんですか?」

という質問がありました。

うちの塾では、今年の中3向けの夏期講習は65000円~で設定しているので、

塾長
「〇〇さんの場合はうちではこのくらいやねー、なんで?」

と返したところ、

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とある中3女子
「え?そんなもんですか?」

中学生からしたら高額なので、「たけー!」と言われるのを一瞬身構えて、
この金額は正当なものなんだよ、これで高いって言われたら、個別指導なんてやってらんないんだよ、と
大人の勝手な言い訳を準備していたところに、予想外の反応。

塾長
「え?6万円超えるんだよ?高いやろ?(笑)}

と聞き返すと、

とある中3女子
「今日学校で友達と塾の夏期講習の話になって、友達が〇〇万円かかるって言われたらしいんです!」
とある中3女子
「それ聞いてわたしも心配になって!!」

なんて親孝行なむすめさんなんでしょう!(笑)

私が中学生のころは、自分の夏期講習にいくらかかってるかなんて、考えたこともありませんでした。
まあ、田舎の集団塾でしたから、ボッタクリはなかったでしょう。

最近はネットで情報が簡単に手に入るってこともあるのでしょうが、
子供たちもその辺の事情をわりと知っていたり、詳しかったりすることが多いようです。

塾長
「あー、そういうことね!(笑)」
塾長
「うちはこれこれこうやから、こんくらいの値段になるんよね、お金出してくれるお父さんお母さんに感謝しないよ!」

(※「しないよ」は宮崎弁で「しなさいよ」的なニュアンスです。)

塾長
「ちなみにどこの塾?」

捜査開始です(笑)

とある中3女子
「~の通りのガラスに〇〇〇円って書いてあるとこです!」
とある中3女子
「安いから入った子がいっぱいいますよ」
塾長
「へ、へーそうやっちゃー、確かに個別であの値段は安いもんねー。ただね・・・」
実際はそんな値段で個別指導なんてありえないんだよ、これこれこういうからくりでね
って敵の秘密を話そうとしたところ、
とある中3女子
「入ったあとがいろいろ高いらしいですー!」
とある中3女子
「友達は夏期講習が高すぎるからそこは辞めて、●●って集団塾に入るらしいですー」
お、おう(笑)ほんとに最近の中学生はしっかりしてるな!(笑)
なんとなく、どういうシステムでああいう売り方をしているのか感づいているようです(笑)
確かに塾の夏期講習って「高い」イメージがありますよね。
学校が休みの間、多くの時間授業をいれられますし、正直、塾としても書き入れ時です。
大量の「コマ」をとらせて20万、30万という高額な提案をされることもあるようです。
ふつうの中学生にその量はどう考えても多すぎますよね。
塾によっては、本部からの売り上げのノルマがあり、それを達成することを前提に講習を提案してくる場合もありますし、
普段の授業料を安くして、それをえさに、講習費で採算を合わせてくる場合もあります。
その生徒を思って練り上げた提案なのか、塾(本部)の売り上げ(ノルマ)を達成するための提案なのかを見極めることが大事なポイントです。

高額=ボッタクリではありません

高額な講習すべてが不当なものではないということははっきりと申し上げておきます。
きちんとその子の状況を分析して、希望を叶えるためにはこのくらいのボリュームが必要だ、と
プロの目線で判断した結果高額になってしまうことはもちろんあります。
提示されたものが、良心的な値段なのかどうかは、
価格自体ではなく、良心をもって考えてくれたものなのかどうかで判断してください。
それが難しいんですが・・・。
日本人はお金の話を積極的にはしないですし、個別指導ではそもそも個人によって費用が違うことが多いので、
外に話が漏れにくい(ばれにくい)っていう側面もあるのでしょう。
「先生」から合格するにはこれだけ必要ですって言われちゃうと、
断りにくいというのもあるかもしれません。
このような営業手法が余裕でまかり通ってますよね。
試しに、その塾に通うにはどのくらいの費用がかかるのかググってみてください。
少なくとも、自分のところのHPに夏期講習費用を載せている塾さんは、不当にぼったっくってくるようなことはないと思います。
今、通っている塾で、ちょっと高額すぎるなと感じたら、塾に相談して、
本当に必要なのかどうかを確認してください。
必要だと感じた分を受講すればよいと思います。
何も言わなければ塾側として「おいしい」わけですから、
向こうから減らしてくることはないですよ。
私は自分の生徒には、こんなにコマ数とらなくてもいいよ、とか言っちゃうんですよね、黙ってればいいのに(笑)。
まだ塾に入る前の段階であれば、入塾する前に講習に平均的にどのくらいの費用がかかるのかを質問してみるといいと思います。
スッと「個人によって変わってきますが、だいだいこれくらいの生徒さんが多いですよ」と答えてくれる場合は、大丈夫でしょう。
質問されて目を泳がせながら「個人によって変わってくるので、その子に合わせて相談しながら決めていきます」とか言われたら、
注意しましょう。まあまあ怪しいです。
ボッタクリととるかどうかは、払う側の感じ方次第ですし、あそこはボッタクリだからやめておけなんてことは言えませんが、
不当に大きな負担を受ける家庭が減ってくれるのを願います。
塾を選ぶ際にすこしでも参考になれば幸いです。
それでは今日はこのへんで。
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