今日も勉強会やってます。宮崎市の個別指導アルクです。
スマホでインターネットを見ることが普通になって、
受験業界でも逆転合格なる言葉が流行しています。
もちろん、最後の最後追い込んで目標に向かって努力する、というのはすばらしいことですし、ドラマティックでもあります!
でも、その風潮にのせられて、これまでまったく努力してこなかったにもかかわらず、
1年で国公立医学部に行きたい!今から旧帝大目指します!早慶行きたいです!MARCH?余裕っしょ?
というような無謀ともいえる目標をたてる生徒が増えてきた気がします。
もちろん、高い目標をもって努力することは良いことですし、それを否定する気はありません。
でも、あなたの競争相手は、何年も前から準備してきたことを忘れていませんか?
特に医学部なんかは、意識の高い家庭では、幼少期から教育にお金をかけ、小学校受験、中学校受験を通して基礎学力の礎をつくり、
優秀な友達に囲まれ、無意識のうちに切磋琢磨してきたような子が世の中にはたくさんいます。
もちろん大学受験では何が起こるか分からないので、そういう子たちが必ず勝つとは言いません。
1年で合格できる人もいるかもしれません。でもやはり確率は低いでしょう。
そんなことはつゆ知らず、自分の世界に入り込んで、高「すぎる」目標を立ててしまっていませんか?
高すぎる目標を立てる人の特徴は、目標が高すぎて、どのくらい高いか理解していない、見えていないというところでしょう。
ある程度、叶うラインの目標であればあとどれくらい努力すればよいか見えるものですが、
遠すぎる目標は、さいしょのうちはただがむしゃらにやるしかなく、目標に到達するまでの道筋が見えません。
1割から2割進んだところで、あれ?まだこんなに遠いの?と気づいて愕然とするわけです。
それでも突き進める人は、目標達成に近づけるし、目標を達成するまで(当初の予定を超えて何年かかっても)努力を続けられる人かもしれません。
でも大半の人は気づいた時点であきらめてしまうことが多いのではないでしょうか。
そうならないために、
やはり勉強は「できるだけ」早いうちからコツコツとやっておくことが大切です。
「受験」を人生の目標にする必要はありませんが、受験を通して人生を有利に進めたいと思っている人は、
できるだけ1日でも早く、受験勉強を始めましょう。早ければ早いほど有利です。
未来のあなたのライバルは、もう始めています。
逆に始めていない人はライバルにもなり得ない可能性が高くなりますよね?
ということは、先に始めている人にとって、あなたは敵ではない可能性が、1日1日上がっていってます。