こんにちは。宮崎市の個別指導塾「個別指導W)alk(アルク)」代表の後藤です。
今日、2月4日は暦の上では立春。そして宮崎県の受験生にとっては、県立高校の推薦入学者選抜の検査当日でもあります。受験生の皆さん、落ち着いてがんばってきてください。
そんな節目の日に、ひとつだけ伝えたいことがあります。
合格という「春」は、待つものではなく迎えに行くもの
季節の春は、時間が経てば勝手にやってきます。けれど、受験の「春(=合格・目標達成)」は、ただ待っているだけでは来ません。
ここで差がつくのは、才能や根性というよりも、思考の順番です。
- いま何ができていないのか(現状)
- なぜできていないのか(原因)
- 何をやり直せば前に進めるのか(手当て)
この順番を崩さずに進めた人が、最後に「春」を手繰り寄せます。
今日の授業であった「勇気ある判断」
今日は、受験を目前に控えたある生徒との授業が印象的でした。
入塾当初は、基礎から立て直す必要がありましたが、積み上げを続けたことで、最近は「問題を見た瞬間に何も浮かばない」という状態はかなり減ってきています。
ただ、今日は少し相性の悪い分野の問題に取り組んだところ、手が止まりました。解法の流れを作るための土台がまだ薄く、ゴールまでの筋道が立てられなかったんですね。(ゴールが見えないのに走れないのは、当然です。)
入試まで残り時間は多くありません。だからこそ、私はこう提案しました。
「いったん、その問題から離れて、基礎に戻ろう」
「答え」よりも「本質」。焦るほど、基礎が最短ルートになる
普通は「時間がないから答えを覚えよう」となりがちです。けれど、その場しのぎで1問を“形だけ”処理しても、次の問題でまた止まります。
一方で、基礎に戻って理解を補強すれば、解ける問題が増えるだけでなく、初見の問題にも対応できるようになります。点数が伸びる人は、ここをちゃんと分かっています。
その生徒も、「いま答えを知ることより、仕組みを理解し直した方が早い」と納得してくれて、すぐに切り替えてくれました。
そして最後にこう約束しました。
「基礎が仕上がったら、改めて今日手が止まった問題に挑戦しよう」
“逃げた”のではなく、勝つために引き返した。今日はその判断ができたこと自体が、大きな前進だと思っています。
立春。ここからの一歩が、春を連れてくる
暦の上では春が始まりました。でも、受験の春は「気づいたら来ていた」ではなく、自分で迎えに行った人にだけ来るものです。
焦りが出てきたときほど、次の3つを確認してください。
- 何ができない?
- なぜできない?
- どの基礎に戻れば解決する?
残り時間が少ないときほど、遠回りに見える「基礎」が、結局いちばんの近道になります。
今日という立春の日を、次の一歩の合図に。自分の春を、迎えに行きましょう。