受験生のみなさん、保護者の皆さま。
宮崎県内の私立高校入試、お疲れ様でした。
「出すのが遅れちゃった…」という方も大丈夫です。
入試直後にできなくても、この週末は切り替えのベストタイミングです。
なぜなら、私立入試で感じた「手応え」「つまずき」は、まだ十分に思い出せる範囲にあり、
ここで整理できると、公立入試までの勉強が“根性”ではなく“作戦”に変わるからです。
まず大前提:週末は「回復+整える」が最優先
ここ数日、気が張った反動で疲れが出ている人も多いと思います。
この週末は、睡眠・食事・体温管理を整えるだけでも価値があります。
そのうえで、もし時間が取れるなら、30分だけ使ってください。
やることは多くありません。「振り返り3ステップ」だけです。
(参考)志願状況の数字が話題になる時期です
※ここからは“空気感をつかむための目安”です。
宮崎県教育委員会が公表した令和8年度 県立高校「推薦入学者選抜(自己推薦方式)」の志願状況(2026/1/26発表)では、全日制の全体倍率は1.64倍。
学校・学科別では、宮崎大宮(文科情報)が5.81倍となっています。
出典:宮崎県教育委員会 公表資料
数字を見ると不安になりやすい時期ですが、大事なのは“倍率”そのものよりも、自分の弱点を具体化して、次の1か月の作戦に変えることです。
数字が動く年ほど、差がつくのは「今からの1か月の伸び」です。
そして、“伸ばす場所”が見えた人から伸びます。
不安は悪者ではなく、「改善点が見えたサイン」でもあります。
週末30分でやる:振り返り3ステップ
ステップ1:試験当日の「感覚」を思い出して3行メモ
点数や合否の話ではなく、“感覚”を先に書きます。
(例:数学は時間が足りなかった/英語は後半で集中が切れた/国語は根拠が薄い選択があった)
ステップ2:「できなかった」を2種類に分ける(ここが最重要)
私立入試で「難しかった」「できなかった」と感じた問題は、2種類に分けられます。
1)見たこともない問題だった
→ これは気にしなくて大丈夫です。難問・捨て問の可能性もあり、公立対策に直結しないことも多いです。
2)見たことはあるのに、解ききれなかった問題だった
→ ここが一番の伸びしろです。次のどれかに当てはまるはずです。
- 公式や解法は浮かんだのに、計算で詰まった(処理速度・正確性)
- 問題文の意味を取り違えた(読み取り・条件整理)
- 時間配分が崩れて、後半が雑になった(戦略・順番)
- 途中で方針が立たず、手が止まった(解法選択・経験不足)
ステップ3:来週の「一点集中テーマ」を1つ決める
上の4つのうち、今週はどれを直す週にするかを1つだけ決めます。
(1つに絞るのがコツです。全部やろうとすると、結局どれも進みません。)
例:
- 計算で詰まる → 「毎日10分、計算のミス直し(原因別)」
- 読み取りミス → 「条件整理の型(線引き・メモ・図)を固定」
- 時間配分 → 「解く順番を決めて、部分点を取りにいく練習」
- 解法選択 → 「典型問題を“見た瞬間に型が出る”まで反復」
メモ用テンプレ(このまま使えます)
紙でもスマホでもOK。これを埋めるだけで十分です。
- 今日(私立)の感覚:(例:焦った/時間不足/意外といけた など)
- よかった点:(例:英語の前半は安定、理社は取りこぼし少なめ)
- つまずいた点:(例:数学の後半で止まった)
- 「見たことあるのに解けない」の原因:(計算/読み取り/時間配分/解法選択)
- 来週の一点集中テーマ:(上の原因から1つ)
最後に
私立入試が終わって数日たった今でも、週末に整理すれば十分に間に合います。
むしろ、ここで一度整えておくと、公立までの勉強が迷いにくくなります。
この週末は、しっかり休みつつ、30分だけ「作戦」を作って、来週を迎えましょう。
本当にお疲れ様でした。