こんにちは。宮崎で学習指導をしている後藤です。
宮崎県立高校の推薦入試が目前ですね。
この時期になると、受験生からよく出る不安はだいたい同じです。
- 「面接で緊張して、頭が真っ白になったらどうしよう」
- 「作文(小論文)って、結局なにを書けばいいの?」
ここで先に結論を言います。
不安は、気合いで消えません。
でも、理屈がわかると落ち着きます。
今日は直前期にやることを、根性論なしで整理します。
まず確認:今年の推薦・連携型の日程
宮崎県の公表情報(令和8年度県立高校入試)では、推薦・連携型の検査日は 2月4日(水)、合格内定通知は 2月12日(木) とされています。
県の案内ページ
直前ほど、情報はシンプルに。
日程・集合時間・持ち物・ルート、まずここを固めましょう。
1. 面接は「暗記テスト」じゃない
面接でいちばん危ないのはこれです。
「完璧な原稿を、一言一句ミスなく言おうとする」
真面目な人ほどやりがちですが、これをやると、
ちょっと詰まっただけで一気に崩れます。
面接官が見ているのは、記憶力じゃなくて、ざっくり言うと次の2つ。
- 会話として成立するか
- 志望理由が筋が通っているか
キーワードは「なぜ?」
たとえば「部活を頑張りたいです」と言ったとき、
面接官が本当に聞きたいのは、だいたいこのへんです。
- なぜ、その部活なの?
- 苦しいとき、どうやって乗り越えた?
- その経験が、高校生活でどう活きる?
つまり、“なぜそう言えるのか”が言えたら強いんです。
噛んでもOK。言い直してOK。
理由が言える人は、多少のミスでは評価が落ちません。
直前のコツ:暗記は捨てて「骨組み」を持つ
おすすめは、原稿の暗記じゃなくて、骨組み(3点)だけ持つこと。
- 結論:私はこうしたい
- 理由:なぜなら〜だから
- 具体例:それを裏づける経験(1つでいい)
この3点さえ押さえておけば、当日の言い回しが変わっても崩れません。
2. 作文・小論文は「構成」で勝負できる
作文や小論文は、「いいことを書こう」とすると迷子になります。
まず大事なのは、読み手が納得する順序です。
基本の型:結論 → 理由 → 具体例 → まとめ
迷ったら、この順で書けばOKです。
- 結論:私は〜と考えます。
- 理由:なぜなら〜だからです。
- 具体例:例えば、〜という経験があります。
- まとめ:だから私は〜と考えます。
文章の上手さより、まず型を崩さない。
これだけで点数が安定します。
「書くことがない」は、だいたい“順序”の問題
「ネタがない」と言う人は多いけど、実際は、
ネタがないんじゃなくて、どう並べるかが決まってないだけのことが多いです。
体験は小さくてOK。
委員会、部活、係、勉強の工夫、家での役割、失敗したこと…何でも材料になります。
ポイントは“その経験から何を学んだか”を言葉にすることです。
3. 緊張は「消す」より「使う」
「緊張しちゃダメだ」と思うほど、緊張します。
ここも理屈で整理します。
緊張しているとき、体はアドレナリンが出て心拍数が上がります。
これはパフォーマンスを上げる準備が始まっているサインです。
緊張=準備完了
当日ドキドキしてきたら、こう言い換えてみてください。
「よし来た。身体が本気モードに入った。集中できる状態だ。」
緊張をゼロにするより、味方にしたほうが安定します。
前日〜当日のチェックリスト(ここだけでもOK)
- 面接:原稿は暗記しない(結論・理由・具体例の3点だけ確認)
- 面接:「なぜ?」を最低3回掘る(高校/学科/自分)
- 作文:結論→理由→具体例→まとめの型で書けるようにする
- 服装・持ち物・集合時間・会場までの動線を確認
- 睡眠(これが一番効く)
最後に
推薦入試は、「暗記の出来」を見られる場ではありません。
自分の言葉で、理由を説明できるか。ここが勝負です。
- 丸暗記はしない
- 「なぜ?」を言えるようにする
- 作文は型で安定させる
- 緊張は味方にする
直前に不安が出るのは普通です。
でもその不安は、「ちゃんと準備したい」というサインでもあります。
体調を整えて、当日は胸を張って行ってらっしゃい。