|
|
|
W)alkアルクの指導法を実践し、志望大学に合格したケースを紹介します。 |
|
入塾時の生徒データ |
|
A・T君
宮崎県内県立高校2年生
国立宮崎大学工学部志望
得意教科 数学
苦手教科 英語・化学
部活も忙しく大学受験への不安から本人の希望で塾通いを決断。
|
志望大学の
入試必要教科 |
■センター試験5教科7科目(900点)
国語(200点)
数学TA・UB(合わせて200点)
理科(物理T、化学T、生物Tから選択100点)
外国語(200点)
社会(地歴公民から選択100点)
■個別学力試験1教科
数学(V含む)
または理科(物理化学から選択)(300点) |
|
|
面談をしてみると本人の中では数学が得意。
宮崎大学工学部の入試では、センター+個別学力試験の1200点満点中500点分が数学からの出題なので、A君にとっては有利。
受験でのキーとなる数学と一番の不安教科である英語の受講を希望。
火曜日に数学の個別指導(80分)、木曜日に英語の個別指導(80分)、金曜日にセルフラーニング(80分)で通塾。
余裕がある場合には通塾日の授業の前後で自習。 |
|
|
|
・生活パターンの改善
改善前 |
改善後:通常通塾日 |
改善後:通塾日以外
(週1回、アルクで自習) |
7:30〜16:45
学校
17:00〜19:00 部活動
19:45 帰宅
20:00〜22:00 食事など
22:00〜23:30 学校の宿題
23 :45 就寝
・勉強時間は学校の宿題に追われ、自分の弱点補強などを考える余裕はなし。
・勉強時間も集中できないことも多い。(携帯をいじる、疲れて寝てしまうなど)
・勉強時間があまり確保できないので、学校の宿題はとりあえず提出するためにやるだけ。 |
7:30〜16:45
学校
17:00〜19:00 部活動
19:30 帰宅、食事
20:25 アルク到着
20:30〜21:50 個別指導(80分)orセルフラーニング(80分)
22:00 帰宅
22:40〜23:30 学校の宿題
23:45 就寝
・週2回の個別指導+週1回のセルフラーニング
・個別指導、セルフラーニングで受験に必要な基礎力を養う。
・学校の宿題のわからないところを質問して帰るので、自宅での勉強時間が短縮。 |
7:30〜16:45
学校
17:00〜19:00 部活動
19:20 アルク到着、食事
19:50〜21:20 自習(学校の宿題含む)
21:30 帰宅、風呂
22:00 フリータイム
23:45 就寝
・学校帰りに塾に立ち寄って自習。
・常に誰かが見ている環境で勉強することで、集中してできる時間が増えた。
・わからない所は質問できるので、学校の宿題が身になり始める。
・宿題を終わらせて帰宅するので自分の時間が作れるようになる。勉強する必要があるときは勉強するし、録画しておいたテレビ番組も見れる。自習に行くことにより余裕が持てるようになる。 |
・教科指導のポイント
■数学
TAUBの基礎事項を総復習。これまでに学んだ単元を忘れていたので演習しながら洗い出し、弱点を徹底強化。高3で本格的な受験勉強に入るための下地を作る。
セルフラーニングでも弱点部分の演習を指示する。指示した内容は次回授業で確認テスト。
■英語
基礎文法事項(時制、助動詞、関係詞まど)が定着していなかったので、ポイントとなる部分を指導し定着をはかる。文法の仕組みを理解し、実際に使える状態にしておくことが受験につながってくる。
単語熟語に関しては効果的な覚え方を指導し、塾でも定期的にチェックをすることに。 |
|
|
|
・スケジュールはこれまでと変わらず、塾を利用することで勉強時間を効率的に確保する。
・高校総体を前に部活にとられる時間が増えてきたので自習に行く日を増やすことでカバー。
・自習に行くことで生まれる自由時間を勉強にあてることが多くなる。
・教科指導のポイント
■数学
A.T君の志望大学である宮崎大学の2次試験範囲に数V(微積分)が入っているが、計算と基礎的な記述問題がしっかりできれば良いので、難しい問題には手を出さず基礎力を上げることに時間を使う。
さらに確認テストなどでTAUBも触れていく。
学校の模試が頻繁に行われるようになってきたので、これを利用して弱点を見つけ補強する。
■英語
英文法の基礎が定着してきたので、次の段階である読解の基礎を身につける。
文法事項が使えるようになってきたので、時間はかかるが自分の力でも読めるようになってきた。あとは量をこなしてスピードと正確性を上げていきたい。
とにかくセンターレベルの英文を時間内に読み切る力を身につけるために、短文を使って読解のルールを体に覚えさせる。 |
|
|
|
・学習を中心にした生活パターンの構築
学校の夏期課外授業中 |
8:30〜14:30 学校
14:50〜15:40 アルクで自習
16:00〜17:20 アルクで個別指導orセルフラーニングor自習
17:30〜19:30 アルクで自習
19:40〜21:40 帰宅、食事、風呂、フリータイム
21:40〜23:30 自宅学習
23:45 就寝
・部活も終わり、夏期課外中は学校も早く終わるため、授業後にアルクで自習。
・個別指導は夏の間は早い時間に入れたため、学校帰りに受ける。
・自宅に帰って勉強するよりも集中できるため、夕食の時間まで自習していくことが多くなった。
・夏期課外がない時期は21:00にやってきて自習をしている。受験生らしくなってきた。 |
・教科指導のポイント
■数学
これまでに培った基礎力を生かし、できるだけ多くの問題をこなし、A.T君の中で解法パターンを増やしていく。
基礎力を養ってきたので、1問にかかる時間が減り、より多くの問題にあたれるようになった。夏までにやってきたことが発揮される。
宮崎大学の過去入試問題に一通りふれておく。4割程度しか得点できないようだ。
この時期にはまだできなくても、何ができないのかをわかっておくことで、これからの作戦が立てやすくなる。
■英語
A.T君の受験に必要な英語はセンター試験のみ。センター過去問題・類似問題を演習していく。
センター試験の形式に慣れていないようで、時間内に解き終わることが難しいようだ。
「時間が足りなくて全部解けなかった」は最悪のパターン。今の時点では正解率が低くても時間内に解ききる感覚を身につけてほしい。できなかった問題はあとで一緒に復習すればよい。
やはり読解力が必要な設問に時間がかかり、正答率も低い。英語を苦手にしている子には多いが、英文を読むことに慣れていないことが最大の原因だ。自分一人の力ではなかなか乗り切れないところなので、個別指導、セルフラーニングを通して一緒に乗り越えなければならない。 |
|
|
|
・受験直前、最後の追い込み。
通常通塾日 |
通塾日以外 |
7:30〜17:40 学校
17:40〜18:50 帰宅、食事
19:00〜20:20 個別指導(80分)orセルフラーニング(80分)
20:25〜22:00 アルクで自習
22:10 帰宅、風呂
22:40〜23:30 自宅で学校の宿題消化
23:45 就寝
・部活がないので個別指導とセルフラーニングは早い時間帯に変更。
・授業後には必ず残って自習。受験までの時間が少なくなってきて、焦っている様子。
・この時期でも睡眠時間はしっかり確保。睡眠を削ると集中力の低下などにつながってくるので、そこはできるだけ確保させてあげたい。
|
7:30〜17:40 学校
17:50〜19:30 アルクで自習
19:30〜20:00 食事休憩
20:00〜21:50 アルクで自習
22:00 帰宅、風呂
22:00〜23:30 自宅学習
23:45 就寝
・学校以外の時間はほとんどアルクに来て自習。自宅ではできない質問も、近くに先生がいるから解決しやすい。
・学校の宿題が自分の受験には合っていない気がすると相談。確かに必要ない部分があるので、その都度必要なものと必要ないものを整理していくようにする。時間の使いどころを間違うと致命傷に繋がる時期ではない。受験で合格することを最優先に考えてほしい。
|
・教科指導のポイント
■数学
センター過去問題や類似問題を徹底的に演習していく。
さすがに慣れてきたようで7割〜8割の得点域で安定してきた。ただA.T君にとって数学は得点源となる教科なのでもう少しとりたい。
センター試験は単元ごとの出題なので、自分の得点パターンを分析し、より高得点を目指す。
2次試験に向けて数Vの計算問題も確認テストで触れていく。
■英語
センター試験に向けて最後の詰めの勉強。
発音アクセント問題での失点を気にしているがここは基本ルールだけ覚えてしまって時間を使わない。A.T君の場合、ここで満点を目指すことは合格への近道ではないので、できるだけ簡略に。
長文読解問題に時間を費やしたい。センター試験では英語の筆記問題200点中150点以上が読解問題。力を入れる部分を間違えてほしくない。
過去の問題などを使用しながら、なぜその答えになるのかを1問ずつ丁寧に時間を使う。特効薬ではないがこの方法が結局早い。 |
|
|
|
センターの自己採点の結果、A判定。だが油断はできない。
A判定で落ちる受験生も確実に存在する。気を抜いて他の受験生に逆転されることもある。
A.T君がやるべきことは、みんなができる問題を落とさないこと。これがセンターA判定受験生の合格必勝法。
・教科指導のポイント
■数学
個別試験に向けて、数学漬けの毎日。
数V問題は計算問題と記述問題が出題される。教科書レベルの演習ができていれば合格点は期待できる。
TAUBはセンターに比べると難易度が上がるので、個別試験レベルの問題に慣れておく。A.T君の場合はこちらが決め手。数Vは合格水準で得点できる。
難しすぎる問題はあえて捨てることも大事。個別指導の時間もできるだけ標準レベルまでの問題をやっていく。
■英語
個別試験では出題がないので、受講からはずれ、その分の時間を数学の自習にあてる。数学の個別指導に変更する手もあったが、ここまできたら自分で勉強する時間を多くとってもらいたいと提案して納得してもらった。もちろん授業以外の時間でも質問できるので存分にアルクを利用してほしい。 |
|
|
|
|
|