令和9年度、2027年春に入学する生徒向けの宮崎県立高校入試について、主要日程が宮崎県の公式ページに掲載されました。一般入学者選抜の学力検査は、2027年3月3日(水)・4日(木)です。
日程が出ると、受験が急に近づいたように感じます。ただ、3月3日という日付を手帳に書くだけでは、今日の勉強は決まりません。大事なのは、そこから夏まで時計を戻してみることです。
すると、夏にやることは「入試問題をたくさん解く」だけではないと分かります。模試や定期テストの答案を広げ、どの基礎へ戻るかを決める。今は、その作業に時間を使える時期です。
令和9年度・宮崎県立高校入試の主要日程
以下はW)alkによる非公式まとめです。出願・受検については、宮崎県の公式情報と在籍中学校からの案内をご確認ください。
全日制・定時制の主な日程
- 2027年2月3日(水):推薦・連携型、帰国・外国人生徒等入学者選抜検査
- 2月12日(金):推薦・連携型、帰国・外国人生徒等入学者選抜合格内定通知
- 3月3日(水)・4日(木):一般入学者選抜学力検査
- 3月10日(水):一般入学者選抜追検査
- 3月17日(水):一般および推薦・連携型、帰国・外国人生徒等入学者選抜合格者発表
- 3月23日(火):二次募集入学者選抜検査
- 3月24日(水):二次募集入学者選抜合格者発表
2026年7月13日最終確認。正式な表記と最新情報は、宮崎県の公式ページで確認できます。
※本記事は、宮崎県が公表した内容を個別指導W)alkが学習計画の観点から整理した独自記事です。宮崎県教育委員会による公式解説ではありません。日程や選抜内容は今後更新される場合があります。出願や受検に関する判断の際は、宮崎県の公式発表と在籍中学校からの案内を必ずご確認ください。掲載画像は説明用のイメージで、実在校・受検生・公式資料を再現したものではありません。
3月から戻すと、夏は「基礎の抜けを探す時期」
入試が近づく冬には、過去問題や入試形式の問題を使い、時間配分や解く順番も確かめたい。その段階で、英単語や計算の基本から広く戻ろうとすると、どうしても慌ただしくなります。
だからといって、夏だけですべての範囲を完成させる必要もありません。まず優先して戻る単元を1〜2個決め、確認できたら次へ進む。秋にもう一度確かめられる形まで作ります。
たとえば英語が苦手でも、単語が抜けているのか、文の形がつかめていないのか、長文になると時間が足りないのかで、使う教材は変わります。数学も、「計算で崩れる」と「最初の式が立たない」では、同じページから始めるとは限りません。
最近の模試か定期テストを一枚選び、間違えた問題へ印を付けてみてください。点数を見たあと、どこをどう見直すかは「模試が返ってきた日に見るのは点数だけではない——夏の勉強に変える3つの見方」でも詳しく整理しています。
夏・秋・冬・直前期の役割を並べる
年間計画は、細かなページ数を一年分並べるものではありません。各時期に何を確かめたいかを並べ、進み方を見ながら直します。
時期は目安で、学校の進度や模試日程によって重なります。秋や冬に基礎へ戻ることもあります。
夏:基礎の抜けと弱点を絞る
五教科を同じ深さでやり直そうとせず、答案から戻る範囲を選びます。教材も増やしすぎません。学校の教科書や問題集、これまで使ってきた教材で、解説を見ずにできるところまで戻します。
「夏は数学を頑張る」だけでは、終わりが見えません。「問題集の一次関数の基本問題を一巡し、間違えた問題を翌週に解き直す」のように、夏休みが終わるときの状態を決めます。勉強時間より、どこまで確かめるかを先に置きます。
学校課題にも、復習に使える問題はあります。課題と受験勉強を別々に積み上げる前に、同じ単元を扱っていないかを見ます。重なるところが分かれば、やる量を増やさずに復習の回数を作れます。
秋:学校の学習と受験対策を並べる
2学期は学校の学習も進みます。定期テストの準備だけ、受験勉強だけ、と分け切るより、新しく習う内容と夏に戻った内容を週の中に一緒に置きます。夏に直したはずの問題へ、2〜3週間後にもう一度戻る日も必要です。
冬:過去問で時間配分を確かめる
過去問題やまとまった問題を、答え合わせのためだけに使わないようにします。どの教科で時間が足りないのか。先に解く問題を変えた方がよいのか。間違えた単元へ戻る時間を含めて予定を組みます。
一回分の点数が良かった、悪かっただけでは、まだ判断しにくいものです。解き直して取れるようになった問題と、別の回でも繰り返し落とした問題を分けます。冬にも基礎へ戻る日は残しておきます。
直前期:見直すものを増やしすぎない
不安になるほど、新しい教材を足したくなります。ここでは、これまで間違えた問題、覚え直したもの、時間配分の確認を中心にします。睡眠や起床時刻も、試験当日から急に変えるのではなく、少しずつ整えます。
8月上旬と10月上旬に、公式情報をもう一度見る
7月6日の公式ページでは、主要日程と入学者選抜要綱が掲載されています。一方、まだ発表予定となっている内容もあります。
- 2026年8月上旬予定:詳細な日程資料、推薦入学要項・実施要綱、募集定員、学力検査の実施教科と出題方針、推薦・一般選抜の検査事項など
- 2026年10月上旬予定:各選抜の実施細目、各種様式など
ここで少し気を付けたいのが推薦です。推薦を考えている場合も、募集人員の割合や検査内容は、8月上旬に公表予定の正式情報を見てから準備を調整します。前年の内容だけで「今年も同じ」と決めない方が安全です。
8月・10月に検査内容などが公表されたら、その内容に合わせて教材や時間配分を組み直します。模試や解き直しで新しい課題が見えたときも同じです。
家庭では、勉強時間より「どこまで進んだ?」
受験学年の夏は、家庭でも勉強時間が気になります。ただ、「今日は何時間やった?」だけでは、どこで止まったのかまでは見えません。
週に一度、今週取り組んだ範囲、解き直しても迷った問題、来週先に扱うことを一緒に確認します。予定どおりでなければ、すぐに量を増やすのではなく、計画が大きすぎなかったか、使う教材が合っていたかを見直します。
今週、紙に書くのはこの3つ
- 夏に戻る単元を1〜2個
- 使う教材と取り組む曜日
- 何も見ずに解き直す日
個別指導W)alkでも、入試日だけを見て一年分の課題を一度に渡すことはしません。答案と今使っている教材を見ながら、夏に扱う範囲と秋へ残すものを分け、確認日を置きます。進めてみて合わなければ組み直します。
まず今週、模試か定期テストの答案を開き、夏に優先して戻る単元を二つまで選びます。