別にどっちでもいいや!
決めなきゃいけないけど、どうしたらいいかわからない!
という人に読んでもらいたい内容です!
生徒本人はもちろん、保護者の方も一緒に読んでみてください!
将来の夢なんて決まってません!?大丈夫、それがフツーです!
高校を選ぶときってどうやって選びましたか?
県立?私立?偏差値の高さ?制服のかわいさ?部活が強い?家から近い?
将来のことまで考えて、高校を選んだ人ってそういないと思います。
特に宮崎は選択肢もそんなにありませんしね。自分の偏差値ならこの辺かなってひとも多いでしょう。
私自身も、
少し勉強が得意だったから進学校にしとこって軽いノリで受験しましたし。
でも高校に入ってしばらくすると、突然、
と、強制的に人生の岐路に立たされるわけです。
そんなこと言われても
「将来自分が何がしたいのか決まっていない!」
「高校生にもなって自分が将来何をしたいかわからないなんて大丈夫なのかな?」
と心配になってしまう人もいるかもしれませんが、大丈夫です、それが普通です(笑)
もちろん将来の夢・目標があってそれに向かって努力できていればそれが理想ですが、なかなかそうもいきませんよね?
実際、高校生の文理選択の時期に将来の目標が決まっている人はそうそういません。
ですが、これから大人になるにあたって、いつまでもそう言っているわけにもいかないので(笑)、
この機会に色々なことを考えたり、調べてみたり、本を読んでみたり、話をきいてみたり、行動してみましょう!
ここからは、どんなことを基準に考えたり、調べたりすればよいのかのヒントになるような内容をお話ししていきます。
自分のことに当てはめて、読んでみてください!
文理選択の基準!苦手な教科で選ぶのはちょっと待って!
得意な教科、苦手な教科で文理を選択する
「英語が得意だから文系の方がいいですよね!?」
「理科が苦手だから、文系にします」
はい。あるあるですよね。そうですよね。
得意な教科、苦手な教科で文理選択をする高校生って本当に多いんですよね。
確かに、得意な教科がある受験のほうが有利ですし、苦手な教科は避けたいかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
「その苦手教科から逃げることで捨ててしまう選択肢はありませんか?」
この問いに瞬時に「イエス」と答えらる人は、そっとこのページを閉じてください。
あなたの明るい未来を心から応援していますよ!がんばってください!
ここからはそうではない人に向けて。
将来数学科に行って、人生をかけて数学に打ち込めるほど得意なまたは好きな人ってそんなにいないですよね?
もしそうであるなら、文理選択に悩んでいないだろうし、この記事は読んでいないはずです(笑)
数学が得意とか、英語が得意とか、理科が苦手とかって、
自分の中で、相対的に(比較的)そうであるだけであって、それを基準に選択の幅を自ら狭くしちゃうのってもったいなくないですか?
現時点で将来やりたいことが決まっていないから、現時点で得意なことを基準に選択する。
わからなくはないです。
でも、
本当に得意なんですか?そのほかがひどすぎるだけではないですか?
自分が得意だと思っている教科以外に本気で取り組んでいないだけではありませんか?
そんな、自分の中ですら不確定な要素で自分の将来の選択肢を狭めてしまってもいいんですか?
理系教科が苦手でも、将来就きたいのが理系職なのであれば、そこに対して努力すべきです。
もし、ここで苦手なことから逃げる選択をすると、おそらくあなたのこれから先の人生の岐路の選択の基準はずっと
苦手なことから逃げる
ことになってしまいませんか?
もちろん、やりたいことと得意科目が一致しているなら悩む必要もありませんね!目標に向かって突き進みましょう!
将来やりたいことで文理を選択する
もちろん現段階では、目標が決まっていないから、得意な教科、苦手な教科を判断基準にすることで少しでも偏差値の高い、”いい大学”に進学したいという気持ちもあるかもしれません。
しかし、ここで少し立ち止まって、見たり、聞いたり、調べたりしてみてください。
自分の興味のあること、仕事にしたいことが見つかるかもしれません。
目標を達成したいという情熱(エネルギー)が、
得意とか苦手とかっていう、あやふやな基準を覆してしまう可能性は十分にあります。
卒塾生にも、数学が苦手だから文系を選択したけど、のちに自分がやりたいことを見つけ、その学校に行くためには理系の受験科目が必要だからといって、
学校の授業なしで、塾の授業と自学で数学Ⅲまでやりきった生徒もいます。
「お金持ちになりたい」、「東京に住みたい」、「イケてるニューヨーカーになりたい」、「起業したい」、「田舎でのんびり暮らしたい」、「人の役に立つ仕事がしたい」、なんでもいいんです。
今、この職業!って確定させるのは難しくても、なんとなくこういう大人になりたいなとか、こういう生活してみたいなとか。
それを実現するためにはどのような選択肢があるのか、模索してみましょう。その中に自分の選択すべき道があるかもしれません。
- お金持ちになるためには?
- そもそもお金持ちって?年収1千万?1億?
- そのくらい稼げる職業って?
- その職業の仕事内容は?
- その職に就くためのルートは?
と考えていくとおのずとルートは見えてきそうですよね?
年収1億の仕事なんてないよ!って?
ありますよ。あなたが知らないだけです。
私たちが知らないだけで、世界は広いんですね。
世の中にどんな職業があるか知っていますか?
あなたが知っている職業は、世の中に存在する職業のほんの一部です。
もちろん私が知らない職業もありますし、学校の先生たちが知らない職業もたくさんあります。
宮崎の高校生になりたい職業を聞くとよく聞くのが、
公務員(準公務員的な民間含む)、学校の先生、医者、看護師、医療系、、、、
田舎あるあるですね。自分の周りにいる職業の人しか選択肢にならないんです。
「知らない」ゆえの選択肢の狭さ。自分の可能性を広げようとしない。
そもそも「知らないことを知らない」人がほとんどです、私を含め。

知らない人は調べてみてください。自分の中に落とし込めると、世界が広がりますよ。
「知る」ことが最初の第一歩です。どこに自分の人生をささげられるほどの仕事があるかわかりませんよ?
行きたい大学、学部で文理を選択する
行きたい大学、学部で文理を選択するのはもちろん「アリ」です。
なりたい自分に近づけるビジョンがみえている場合はもちろん、
自分が興味を持てる学問を学ぶというのは、積極的な行動ですよね。
積極的な理由で行動できる人はその後の人生においても常に行動に理由があり豊かな人生が送れるでしょう。
正直、大学で学んだことが就職に直結しなくてもいいと思うんです。
専門学部(医療系とか)に進んだ場合は、その後その系統の職業に就く可能性が高いと思いますが、そうでない場合、
大学生活の中で自分に合ったものを探すのも当然ありでしょう。
高校生に比べて大学生の方が行動の範囲も広がりますし。「経験」できることも増えます。
その中で、自分のやりたいことに出会うかもしれません。
職業を決めることよりは、「学部・学科」を基準に選択する方が、「今」の自分を基準に選択することに近いので、
考えやすいかもしれませんね。
もちろん、大学もたくさんありますし、学部もいろいろあります。何やってるかその名称ではちょっとよくわからない学部も多いです。
興味が持てそうなところから、ネットで調べてみる、通っている先輩に聞いてみる、実際に行ってみるなどして、
「知る」努力をしてみましょう。
終身雇用、終了のお知らせ
トヨタ自動車の豊田章男社長の終身雇用に関する
「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」
という発言からもわかるように、”いい”大学に入り、”いい”会社に就職すれば将来安泰、という時代は終わりに近づいています。
実際、2~30年前には「会社(勤め先)を辞める」ことは、まるで何か罪を犯したかのような扱いを周りから受けることすらありましたが(笑)、
現在の世の中で、転職、起業は珍しくありません。むしろ普通ですね。
自分のキャリアを自分で作っていく時代になっているのです。
自ら考えて行動する人になろう
このような時代において、宮崎の高校生は非常に不利です。
なぜか。
田舎だからです。
情報が圧倒的に少ないからです。
インターネットが普及して、進化して、手に入れられる情報は増えましたが、それは積極的に情報を仕入れようとしている人には有用ですが、
受け身で生きている人にとっては意味をなしません。
都会にいれば、いやでも入ってくる情報が、田舎にいるというだけで得られない、なんてことは当然のようにあります。
宮崎きっての進学校と称される宮崎大宮高校や宮崎西高校の生徒を見ていても、受け身な生徒が多いなあというのは毎年のように感じます。
学力は高くても、「知らない」ことで可能性が広がらないんですね。
選択肢を自ら考えることからはじめましょう。
まとめ
考えろと言われても・・・。という人も多いでしょう。
そういう人も、まずは大学紹介の本などをパラパラめくりながら、自分の興味が持てそうなことを探してみましょう。
その際、
- どんな学部学科があるか
- 実際にどんなことが学べるのか
- どんな教授がいてどんな研究をしているのか
- 卒業生の進路
特に教授の研究を見れば、どんなことを勉強していくのかイメージしやすいでしょうし、
卒業生の進路を見れば、将来の自分のイメージもしやすくなるかもしれません。
その際、就職先がどんな会社、団体なのかも見てみるといいかもしれません。
とにかく、
自分で考えて、行動すること
のきっかけに「文理選択」を利用してみてください。そのために与えてもらった機会でもありますよ!
家族で話し合ってみるのもいいかもしれませんね!
ぜひ、悩んでください!あなたが成長できるきっかけになりますように!(祈)
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